とりあえず、ヤプログ!から移行

ヤプログ!がいつの間にかサービス終了していたので、過去データをここに移行します。

水道管が凍った時の対処

水道管が凍ってしまった場合の対処を検索すると、ドライヤーを使うとかぬるま湯をかける(お湯は水道管が破裂する可能性があるらしい)というものがヒットします。

 

何年か前に我が家の水道も元栓のところから凍結して水が出なくなったことがあります。

元々凍結防止剤を元栓の水道メーターのところに詰めていてそれまで一度も凍結したことがなかったので不思議に思い、水道メーターの蓋を開けてみたら凍結防止剤が雑に詰められていて隙間だらけでした。

少し前に業者の人が水道メーターを交換したのですが、その時手抜きをしたようでした。

それはともかく、外は粉雪が舞う位寒くてドライヤーを当ててもなかなか温まらず、ヤカンで沸かしたお湯を何度かかけても駄目でした。

 

その時思いついたのが使い捨てカイロを使うことです。

一応タオルに包んで元栓の近くに置いておくと暫くして水が出るようになりました。

 

 

今回の寒波では浴室や洗濯用の蛇口など屋内の一部で水が出なくなっていました。

トイレや洗面所は普通に使えていたので気が付かず、夕方近くになってやっと気付きました。

 

屋内で寒さもそんなに厳しくないのでドライヤーや温水でも行けるかも知れなかったけれども、手軽さの点から使い捨てカイロで対処しました。

使ったのは下の靴下用使い捨てカイロ。

 

最高温度が43℃で平均温度が36℃しかありませんが、タオルなどに包まずそのまま水道管に貼っただけで5分もしないうちに水が出てきました。

 

ドライヤーなどで駄目だったら一度試してみる価値はあると思います。

今回靴下用の低温のものを使用したのは手持ちがこれしかなかったからで、屋外などの場合はもっと高音になる普通の使い捨てカイロの方が確実だと思います。

 

 

 

 

 

Windows検索の罠

以前に explorer(エクスプローラ)は信頼できない で書いているようにエクスプローラーの検索機能にはバグがあり、存在するファイルを検索しても見つからない場合が多々あります。

私は該当文字列で検索してヒットしなかったら一文字づつ少なくして再検索、を繰り返して確認しています。

 

今回引っかかったのは、通番で管理しているファイルを検索してもヒットしないという事象でした。

 

下のイメージに確認のために作成したダミーファイルを示します。

これはramディスク上に作成した中身のないダミーファイルで、第344話が欠けています。

 



この状態で"第" や "話" などを付けて検索するとヒットしないかも知れない、と考えて数字のみの "344" で検索します。

当然結果は該当なしになります。

 

 

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ここで、存在する筈の "345" を検索すると何故かヒットしません。

 

                   ⇓

 

 

もちろん、"343" も "346" もヒットしません。

しかし、何故か "第345" と "第" を付けて検索すると驚くべきことにヒットします。

 

                   ⇓

 

 

 

"345" など数字のみの指定をしたのは、ファイル名が日本語 (マルチバイト文字)と一バイト文字 の数字が混在しているとうまくいかない可能性が高くなる、と考えたからです。

 explorer(エクスプローラ)は信頼できない の中で参照しているサイトに書かれているように "ファイル名をいくつかの単語に区切ってそれぞれの単語を前方一致で検索" しているのであれば、数字部分のみの方がヒットする可能性が高くなるのではとも思いました。

けれども、検索が上手くいかない文字列に別の文字列を付加すると上手くいくとは想像もできませんでした。

 

 

 

因みに、ファイル名を日本語と英数字の混在ではなく一バイト文字 の英数字だけに限定したとしても検索がヒットしない可能性は常にあります。

下のイメージはファイル名を "hit345" などに変えていますがヒットしていません。

 

                   ⇓

 

 

 

 

ファイル名を数字のみに限定すればこれまでの経験上は恐らくは検索で問題が出ないとは思いますが、連番の数字だけでは他の種類のファイルを含めた整理や保管上問題が起きる可能性が高くなります。

第一、ここまで信頼性がないと例えファイル名が数字のみであっても例えば桁数が非常に大きくなった場合や、一定量の欠番が生じた時など本当に大丈夫なのか不安になってきます。

 

きちんとファイル管理をしたいのであれば、やはりファイル検索専用のツールを使用する必要があると思います。

 

私は重要なファイルに対してはフリーソフトの WizFile を使用しています。

「WizFile」ファイル名で高速にファイルを絞り込み検索できるツール - 窓の杜

 

驚くほどストレスフリーでメモリ使用量も少なく、これまでのところは取りこぼしもありません。

 

 

 

 

もちろん、色々流布している検索テクニック(?)なるものを使えば上手くいく場合も結構あります。

例えば ~ (~) を使うと今回の場合も検索できます。

 

 

 

 

Qiita検索式まとめ:Windows10ファイルエクスプローラー には、"Google検索と同じ感覚でやっちゃだめ。" や "インデックス作成の有無で動作が変わる。" といったようなことが書かれていますが、マイクロソフトの作成するロジックにユーザーが合わせるのは本末転倒な気がします。

第一、Google検索とは全く前提条件が違うので引き合いに出すのは的外れでしょう。

Googleの場合は検索が正常に行われた上で覚えるともっと効果的な検索ができるという機能を提供しています。

Windowsの場合は明らかに検索が出来ない場合の対処なので、私は単なるバグに過ぎないと思っています。

(殆どのユーザーが読まない契約書を盾にしているのでしょうが)

 

多分誰も信じていなかったと思うけれど「最後のWindows」とアナウンスしておきながらまた Windows11 をリリースするマイクロソフトですが、新しいものを出す前に未だ数多く残っている不具合を解消してからにして貰いたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Windows 10 のスマホ連携をアンインストールする

以下は、自分のための覚書

 

Chrome の動作が非常に遅かったのでタスクマネージャーを見ていたら、アプリの履歴でスマホ連携のCPU時間が一番多かった。

 

スマホと連携させていないので無駄だと思い、アンインストールすることにした。

 

実行手順

① 画面左下のスタートボタンを右クリック

 

②メニューに表示されている WindowsPowerShell(管理者)(A)をクリック

 

③「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認ダイアログが表示されるので「はい」を選択

 

DOS窓が開くのでコマンド「Get-AppxPackage Microsoft.YourPhone | Remove-AppxPackage」を入力

(コピペできます)

 

⑤「展開処理の進捗状況」を示す緑の画面が表示され、すぐにその次の行に「初期化済み」と表示されて終了

 

 

 

因みに、再度インストールしたい場合はMicrosoft Storeから「スマホ同期」を検索してインストールできるようです。

 

語源で覚える "glib"

"glib" は、英辞郎 を見ると

[〈軽蔑的〉〔人が〕ペラペラよくしゃべる、口の達者な、〔人・発言・態度などが〕口先だけの、軽薄な]

と記載されています。

 

接頭辞の "gli-" からは "glitter" (輝く) や "glimmer" (ちらちら光る、瞬く) など輝きに関連したものや或いは "glimpse" (~をチラッと見る)などが連想されるので、"glib" は記憶しにくいのではないでしょうか。

 

Wiktionary を見ると "glib" の語源は

語源 1

shortening of either English glibbery (slippery) or its sourceLow German glibberig, glibberich (slippery) / Dutch glibberig (slippery).

とのことです。

 

"slippery" は、英辞郎 では[滑りやすい、〔滑って〕つかみにくい]などの他に[〔人などが〕信用できない、正直でない、不正直な]という意味が記載されています。

"glib" は "glitter" (輝く) や "glimmer" (ちらちら光る、瞬く) などよりも "slippery" と関連付ける方が記憶しやすいのではないでしょうか。

 

  因みに "glib" の副詞は "glibly" ( ぺらぺらと,流ちょうに)で名詞は "glibness" ( 饒舌(さ)、饒舌であること)です。

"glibbery" という単語は存在しますが、Wiktionary を見ると

形容詞

glibbery (comparative more glibberysuperlative most glibbery)

  1. (obsolete) Slipperychangeable.
  2. (obsolete) Moving easilynimblevoluble.

と、"obsolete" (現在は使われていない)とされています。

Collins も同様に、

glibbery
in British English
(ˈɡlɪbərɪ)
ADJECTIVE
obsolete
slippery; untrustworthy]

としています。

 

Merriam-Webster では

Definition of glibbery
 1 now chiefly dialectal : SMOOTH, SLIPPERY
 2 now chiefly dialectal : not trustworthy : UNRELIABLE]

としていて、何れにしても日常的には "glibbery" は使用されていないようです。

 

 

 

また、掲載している辞書は少ないようですが Wiktionary を見ると "glib" には動詞型もあり、 Wiktionary には1944年の用例が記載されています。

[動詞
glib (三人称単数 現在形 glibs, 現在分詞 glibbing, 過去形および過去分詞形 glibbed)

1. (transitive) To make smooth or slippery.
  ・1628, Joseph Hal, “Christian Liberty Laid Forth,” in The Works of the Right Reverend Father in God, Joseph Hall, D.D., Volume V, London: Williams & Smith, 1808, p. 366, [1]
    There is a drunken liberty of the Tongue; which, being once glibbed with intoxicating liquor, runs wild through heaven and earth; and spares neither him that is  God above, nor those which are called gods on earth.
  ・1671, John Milton, “The First Book”, in Paradise Regain’d. A Poem. In IV Books. To which is Added, Samson Agonistes, London: […] J. M[acock] for John Starkey […], OCLC 228732398, lines 371–376, page 21:
    And, when to all his Angels he propos'd / To draw the proud king Ahab into fraud, / That he might fall in Ramoth, they demurring, / I undertook that office, and the tongues / Of all his flattering Prophets glibb'd with lyes / To his destruction, as I had in charge.
  ・1730, Edward Strother, Dr. Radcliffe’s Practical Dispensatory, London: C. Rivington, p. 342, [2]
    They are good internally in Fits of the Stone in the Kidneys, by glibbing the Ureters, and making even a large Stone pass with ease […]
  ・1944, Emily Carr, The House of All Sorts, “Gran’s Battle,” [3]
    We were having one of our bitterest cold snaps. Wind due north, shrieking over stiff land; two feet of snow, all substances glibbed with ice and granite-hard.]

 

こちらも、 Wiktionary の但し書きに

[Part or all of this entry has been imported from the 1913 edition of Webster’s Dictionary, which is now free of copyright and hence in the public domain. The imported definitions may be significantly out of date, and any more recent senses may be completely missing.
(See the entry for “glib” in Webster’s Revised Unabridged Dictionary, G. & C. Merriam, 1913.)]

とあるように、現在では日常的な用法ではないようですが。

 

PDICのハイパーリンクテキスト機能で連鎖記憶法

英単語の記憶法の一つに連鎖記憶法というものがあります。

 

1980年代の前半にベストセラーになった 奇跡の英単語―必須5,000語が1カ月の連鎖記憶法でOK (赤版) やその後出版された 青版・奇跡の英単語―新傾向の全基本単語スピード記憶法 では1単語1秒以内の想起を目標としていましたが、そこまで行かなくとも単語と単語を関連付けて覚えるだけでも結構有用ではないかと思います。

 

 

 

 

PDICには ハイパーリンクテキスト 機能があるので単語と単語の関連付けが容易に実現できます。

 

 

以下では、"eulogy"(追悼、賛辞)の場合の関連付けを示しています。

 

 

                                                      ⇓ 

 

"<→deliver a eulogy>"  というハイパーリンクテキストを追加する

 

                                                      ⇓ 

 

"<→deliver a eulogy> " をクリックするとこの登録内容がポップアップ表示される

 

                                                      ⇓ 

 

ポップアップウィンドウ中の "<→pay tribute to>" をクリックすると登録内容がポップアップ表示される

 

                                                      ⇓ 

 

ポップアップウィンドウ中の "<→pay homage to>" をクリックすると登録内容がポップアップ表示される



 

 

 

このような関連付けは、名詞や動詞、形容詞の紐付けにも便利です。

 

以下は "renounce" の場合です。

 

                                                      ⇓ 

 

"<→renunciation>"  というハイパーリンクテキストを追加する

 

                                                      ⇓ 

 

"<→renunciation>" をクリックするとこの登録内容がポップアップ表示される

 

                                                      ⇓ 

 

ポップアップウィンドウ中の "<→renunciation of war>" をクリックすると登録内容がポップアップ表示される

 

                                                      ⇓ 

 

ポップアップウィンドウ中の "<→war-renouncing Article 9>" をクリックすると登録内容がポップアップ表示される

 

 

 

 

また、ポップアップウィンドウを並べて比較できるので、紛らわしい単語をリンクしておくと便利です。

以下では、"complement" と "compliment" をリンクさせています。

 

"complementation" に記載してあるハイパーリンクテキストの "complement" をクリックする

 

                                                      ⇓ 

 

表示されたポップアップウィンドウに記載してあるハイパーリンクテキストの "compliment" をクリックする

 

                                                      ⇓ 

 



 

 

 

 

 

ポップアップ画面を表示させるだけであればハイパーリンクテキストにする必要はなく、登録名(見出し語)を記載するだけでOKです。

但しポップアップ画面から次の画面をポップアップさせるためにはハイパーリンクテキストにする必要があります。

 

以下では、形容詞の "facile" に動詞の "facilitate" を直書きで("動詞:" は記載しなくても動作は同じ)、名詞の "facility" をハイパーリンクテキストで追加しています。

 

                                                      ⇓ 

 

動詞の "facilitate" ををクリックするとポップアップ画面が表示される

("facilitate" をクリックしているのは下のイメージで黒いアンダーラインが付加されているように見えることからわかると思います)

 

                                                      ⇓ 

 

ポップアップウィンドウ中のハイパーリンクテキスト "<→facile>" をクリックするとポップアップ画面が表示される

 


一方、ポップアップウィンドウ中の "名詞 :" の次に記載されている "facility" をクリックすると元のポップアップ画面自体が消えてしまう。

 

                                                      ⇓